近江こだわり栽培米 榮米

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榮米だより VOL.300.20.6.28

2020年7月4日

 いつも榮米をご愛顧いただきまして、ありがとうございます。毎月刊行させていただいております榮米だよりがついに300号を迎えることができました!

榮農場スタッフ

 平成6年に制定された新食糧法より以前の旧食糧管理法下の特別栽培米制度から、アトピー性皮膚炎の息子に食べさせようと始めた「榮米」の栽培と、それに共鳴してくださる方々との手探りの特別栽培のテストケースが26年も続けられ、榮米の栽培とともに発行してきました榮米だよりがこの6月で記念すべき300号を迎えられたことは、ひとえにご愛顧いただきました皆様のおかげであると大変感謝しております!

榮米だより 第1号

 最初のころの榮米だよりはずっと手書きで写真やイラストを掲載したときは当時はコピー機を持っておりませんでしたのでカラーコピーをしてもらいに印刷屋さんへ通ったのを覚えています。スタッフや息子たちも年齢を重ねて当時は30代の青年?だった中井榮夫も還暦を越えた孫までいる正真正銘のお爺さんになってしまいましたが、今度はその孫に食べさせるために安心安全なお米を作っていきたいと思っています。

 そして今年も無事に田植えを終わらせることができました。田んぼの稲は日に日に背を伸ばしていて、見に行くたびに大きくなってくれていて秋の収穫を待ち遠しく思っています。現在は昨年の秋に種を蒔いた小麦の収穫を終えて、味噌や煮豆に最適な大豆フクユタカの種まき作業をしているところです。夏に向かい、日中の気温が上がりはじめ、さらに今年の夏は大変暑くなると噂されておりますので、皆様におかれましてはご自愛いただきますようお願い申し上げます。これからも皆様方に安心して食べていただける美味しい榮米をスタッフ共々誠心誠意作ってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

榮米だより VOL.299.20.5.31

2020年6月17日

 今年も5月は連日田植えの日々を送っております、榮農場です。苗の生育の状況もよく、天候も安定していましたので順調に田植えを進めることができています。

2020年田植え

 この時期田んぼを見て回っていると鴨のつがいをよく見かけます。雑食なので田んぼの虫か雑草の種などを食べていると思うのですが、ゆったり泳ぐ姿に癒されます。たまに畔に巣を作って卵を産んでいることもあり、草刈りの時に気を付けていないと巣を壊しかけることがあったりもします。

田んぼの鴨

 榮農場でも、昔は鴨の雑食の性質を生かして、田植え直後の雑草を食べてもらうことにより農薬を使わずに栽培する合鴨農法を行っておりましたが、残念ながら鳥インフルエンザのパンデミックが起こりかけたことによって鳥類を飼うことが難しくなり、断念いたしました。しかし合鴨農法自体は千年以上の歴史があるようで、実感としても良い方法だと感じていたため鴨には身内のような親近感があります。その時は鳥インフルエンザでしたが、今現在はコロナウィルスの問題が発生しており自然の厳しさを突き付けられているかのようですが、農業は特に人間の力だけでは完結できない職業ですので、自然と上手に共生できる方法を探していきたいです。

 合鴨農法はやめてしまいましたが、農薬を使わずに稲を育てようとした場合、雑草をおさえないといくらでも生えてくる雑草の繁殖力に稲が負けてしまいますので、合鴨農法に代わる何らかの手立てが必要になります。今榮農場で行っているのは米ぬかペレット栽培というもので、米ぬかを粒状(ペレット)に加工したものを田んぼにまき、それをエサにする微生物が大量発生することで土中の酸素量が低下して雑草の発芽を阻害するという方法をとっています。

冬の間に作っていた米ぬかペレットを背中に背負った動力散布機で田んぼ一面にムラができないように気を付けながらまいています。農薬不使用のお米はこういった手間が多くかかるので大変ですが、より安全なお米を作るためがんばりたいと思います。

米ぬかペレット散布
榮米だより VOL.298.20.4.26

2020年5月17日

 新型コロナウィルスにより緊急事態宣言が発令される中、皆様不安な日々をお過ごしかと拝察いたします。一刻も早い事態の収束を願うばかりです。

 多くの企業が業務に影響を受けておられますが、榮農場も例外ではなく、対応に追われながらもライフラインの食料を守る立場として今年の米作りを始めました。

今年は新しく導入した種まき機の初仕事で気持ちよくスタートすることができ、作業のスピードも上がっています。以前の機械ではたびたび故障やトラブルがあり、その都度ラインを止めなければいけなかったのですが、新種まき機は安定して働いてくれていて助かります。

新型種まき機

そうして種まきを終え、無事に芽を出して背を伸ばし始めた苗ですが、種まきが良かったおかげか今年はとても発芽率がよく、例年だと一部に発芽しなかった箱があったりするところ、とてもきれいにそろって育ってくれています。健康な苗がよい稲、よいお米を作るのには必須の条件なので、こうして元気に育ってくれていると秋の収穫がとても楽しみです。

2020年稲の苗

苗の準備と並行して、田んぼでは田植えにむけてのトラクター作業や、水路から水を引き込むための用意などを着々と進めています。4月の末あたりからスタートする田植えにむけて、しっかり準備したいと思います。 また、

そして、新たに榮農場のファミリーが増えました!少し曲がった耳がチャームポイントのブランくんです。里親探しのNPOから譲っていただきました。新しい仲間とともに榮農場をさらに盛り上げていきたいと思います。

榮米だより VOL.297.20.3.29

2020年4月4日

 今年は新型コロナウィルスの世界的拡散により大変な年となってしまいました。まず、一部では学校の一斉休校などの需要増加からお米も売り切れて食品売り場から姿を消してしまう所もあったとのことですが、お米に関しては在庫は大丈夫ですのでご安心いただければと思います。1月末あたりから次第に報道され始め、連日耳にたこができるほど聞いているところかと思いますが、聞き慣れてしまい気を抜いた頃が危ないのではないかと思いますので、皆様もお気をつけてお過ごしいただければと思います。

 さて、先日滋賀県稲作経営者会議の第43回総会において、栄養学の権威京都大学名誉教授森谷敏夫博士に基調講演をしていただきました。博士は炭水化物摂取ダイエット(=京大式ダイエット)というダイエット法を提唱されています。

森谷敏夫博士の講演

 博士によりますと、昭和40年ごろのお米を大量に食べていた時期(昭和37年には一人当たり年間120kg食べていた)には糖尿病は少なかったが、2016年は1000万人も患者がいる。炭水化物を食べるから糖尿病になると言われているが、現在は約40kgほどしか食べていないのに患者数は増えている。炭水化物が太る原因のように言われているが、成人病のデータを見るとそうではなく、炭水化物は体の中で摂取した量の4倍の水分を必要とするため、糖質オフダイエットでの体重の減少は主に体内の水分が無くなることによって起きていることが多い。また、人間の臓器の中で糖質を必要とするのは脳であり、実に摂取量の1/4を脳が使用している。しかし脳は糖質しか使用することができないため、炭水化物を減らすと体が使うエネルギーを減らして脳が使う分を確保しようとします。さらにそれでも足りない分のエネルギーは筋肉を分解して作り出すようになります。そうすると基礎代謝が落ちるため、さらに痩せにくく太りやすい身体になっていってしまう、という悪循環に陥ります。

 そこで効果的に美しく痩せるためには、炭水化物を減らさず、おかずを1割減らす食生活にするのがよい、というのが博士が提案されているダイエット法の概要です。(詳しくは炭水化物摂取ダイエットで検索かhttps://www.gohansaisai.com/know/entry/detail.html?i=151よりご覧ください) さらには、これは推測ですが昭和の時代の高度経済成長期をささえ、日本という国を敗戦国から先進国へ押し上げた背景には、このお米が持つエネルギーが関係していたのでは?と思えてなりません。当時の日本人の世界一だったであろうバイタリティを後押ししたのが、お米だったのではないか。ともおっしゃっておられました。

種子の選別作業

 そんな日本の基盤ともいえるようなお米ですが、今年も米作りのスタートとなる種子の選別を始めました。秋にはまたおいしいお米をお届けできるようがんばりたいと思います。

榮米だより VOL.296.20.2.23

2020年3月4日

あぜ道沿いにはつくしが生え始め、春の気配を感じるようになりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

春が近づいてきたということもあり、田植えに向けての準備作業を始めております。左の写真は先月届いた種まき機の設置作業をしていたところで、他にも種まきに使う苗箱の準備、トラクターや田植え機の整備、田んぼでは水はけの悪い部分・良すぎる部分を改良したり土作りのために耕したりと、稲を栽培していない時期ですがなにかと忙しくしております。

新たねまき機の設置
トラクター作業

トラクターで田んぼを耕す作業ですが、「耕す」という言葉を使うことは実際にはあまりなく、「起こす」ということが多いです。これは、土を反転させて起こし、空気にさらしてやることが由来のようです。榮農場ではこの土を空気にさらすことで好気性の微生物の働きを活発にさせ、土を豊かにすることがおいしいお米を作る基盤になると考えておりますので、稲が元気に育つ土になるようにがんばっています。

また、ただトラクターで走ればいいというものでもなく、雨が降った後などで水分が多い時に作業してしまうと土をこねくり回してしまう事になり、焼く前の土器のようなもので乾いた時にはカチコチに固まってしまいます。天候と土の状態を考えながらの作業ですが、良い稲が育つようタイミングを見ながらこなしていきたいと思います。

よもぎもち

 3月3日のひなまつりの食文化といえばちらし寿司、ひなあられ、桜餅などありますが、草餅(よもぎ餅)もよく食されることも多いと思います。よもぎには邪気を祓う力があるとされ、厄払いの意味をこめて古来よりこの日に食べられてきたようです。榮農場でもイベントなどで販売するときに草餅を作っておりますが、最近では着色料で緑色にしただけのお餅も多く、ちゃんとよもぎを使って色と香りを出した草餅は懐かしさもありおいしいとの声をよくいただいています。食の文化を守るという意味でも、昔ながらの味を伝える商品を作っていけたらと思います。

榮米だより VOL.295.20.1.26

2020年2月5日

 年が明け、気持ちを新たにおいしいお米作りに励んでいきたいと思っております、榮農場です。今冬は気温がとても高く、昼夜の寒暖差により体調を崩されている方が多いと聞きますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

 暖冬の影響はやはり農業にも表れていて、例年だと11月ごろに種をまいた麦は、1月だと葉が出てきた段階でまだ弱弱しい姿をしているのですが、今年はもう大きく葉を伸ばしています。大きさとしては2月下旬か3月上旬くらいの時期のサイズで、高気温による育ちの速さから天候の異常を感じています。

このまま成長が続くと徒長してしまい、収量が減ってしまう恐れがあるので、心配もしています。

 他にも、滋賀県の外周をぐるっと囲っている山々が1月~2月は雪化粧しているものなのですが、今年はまだ積もっておらず、この雪解け水が春からの水稲の水源となるので米作りの水不足などの心配もしています。日本国内の観測史上最高積雪量の記録をもっている伊吹山でさえ山頂付近がうっすら白くなっている程度で、春からの米作りは大丈夫だろうかという危機感を覚えます。

 そんな中ではありますが、春の米作りのスタートに向けて新しい稲の種まき機を購入いたしました!毎年修理と調整をくりかえしながら使用していましたが、ついに限界となって買い替えにいたりました。

 稲はいったん苗箱に種をまき、ある程度育ててから田んぼへ移植します。この種まきを流れ作業でできるようにする機械なのですが、いままで種をまく速度と苗箱を投入する速度がかみ合っておらず多めに種をまいている状態でした。新しい機械ではこのズレがなくなり、より良い苗を作れるようになると期待していて特に近年異常気象に襲われることが多くありますので、それに耐える強くて健康な苗を育てるために安定した種まき作業が効いてくると思います。組み立てはこれからになりますが、3月末の種まき開始までに完成させ、元気な苗で今年の米作りをスタートしていきたいと思います。 稲自体の栽培の作業は春からになりますが、田んぼの土づくりのために肥料の散布や土を耕すといった仕事は始めており、栄養豊富な土に仕上がるよう進めています。地力をつけ、春の田植えに向けてがんばりたいと思います。

榮米だより VOL.294.19.12.29

2020年1月7日

新元号や消費税の増税、ラグビーワールドカップの開催など2019年もいろんな出来事があり、長いようであっという間の一年でしたが皆様いかがお過ごしでしょうか。令和元年産の榮米も地球温暖化の影響なのか当たり前となりつつある夏の酷暑や大型台風なども乗り越えて無事収穫でき、また来年もよりおいしいお米を育てられるように対策を練りながら2020年を迎えたいと思っております。

2019年大豆刈り

さて、12月は大豆の収穫時期になりますので、大豆の刈り取りを行っております。栗東市の農協から作業の委託を受け、栗東市内各地の大豆を刈って回っていますので、12月中はずっとコンバインに乗っているような日々で大変ではあるのですが、大事な収穫を任されているためがんばって作業をしております。

今年は大豆の種をまく時期の6月下旬~7月上旬にかけて雨がよく降っていたため、種まきの作業の遅れから生育が悪い田んぼをよく見かけました。天候ばかりはどうにもできないことですが、作業のタイミングが遅れないような計画と対策を考えておくことが大事だと改めて感じました。

そして今年も榮もちの餅つきをがんばっております。餅は餅屋といいますが、単純そうに見える餅つきも商品としてお出しできるおいしいお餅にするのは意外と難しく、本職で餅を作っているお店などはノウハウを積まれているんだなと年々感じます。もち米の精米具合、漬けておく水の量と時間、蒸す時間、搗く回数などなど細かく見るとお餅のキメや伸びが変わる要素があり、その都度経験から対応できるようになってまいりました。

鏡もち製作

また、原料の滋賀羽二重のもち米は今年も貴重な一等級の判定をもらえましたので、なおおいしくできているのではないかと自負しております。蒸しあがりのツヤが良く一粒一粒がキラキラと光るようなもち米になりました。

蒸したもち米

2020年は待ちに待った東京オリンピックが開催されますが、榮農場も日本の食文化の基礎となるお米で国内のもりあがりを下支えし、元気の源を届けていければと思っております。2020年も榮農場、榮米をどうぞよろしくお願いいたします。

榮米だより VOL.293.19.11.24

2019年12月7日

だんだん気温も下がり、紅葉が見ごろの季節になってまいりました。この時期はお米の栽培が一通り終わって農家も一息つけるという頃になりますので、農業関係のイベントであったり、地域のお祭りなども多数開催されます。榮農場では自家栽培の滋賀羽二重糯を使った大福もちやぜんざい、榮米で作るパエリアなど農家ならではの食べ物を提供できることもあり、出店者側にお声がけいただくことが多く、今年も週末ごとにいろいろなイベントに参加させていただきました。

かぼちゃ大福作り
かぼちゃ大福

今年は晴天に恵まれたイベントが多く、来場者が多かったこともあり持って行ったものはほぼ完売でうれしい悲鳴となりました。少し肌寒い時は榮もちを使ったぜんざいや焼き大福などの売れ行きが良く、新商品として今年栽培していたかぼちゃを生地と餡に練り込んだかぼちゃ大福もよろこんでいただけたようで、作り甲斐がありました。

以前は滋賀羽二重糯を使ってお餅を作るのみでしたが、試行錯誤をしているうちに新しいアイディアを形にするまでが早くできるようになり、今では商品のバリエーションも増えてきました。これからも榮米、滋賀羽二重糯をはじめとして地産の農産物のおいしさを伝えられる商品の開発にチャレンジしていきたいと思っております。また、年末恒例のお正月用の榮もちもがんばって作っていきたいと思いますので、ぜひご注文いただければ幸いです。

今年の稲刈りではお米を収穫してきた後に籾を乾燥させる機械が一台故障したため、稲刈りが終わったタイミングで新しい乾燥機を導入する工事をしておりました。お米は収穫後に一定の水分量まで乾燥させるのですが、一気に乾燥させてしまうとお米の味を損なってしまうため、榮米は時間と手間をかけて乾かしています。今までは熱風を当てて乾燥させる方法の機械でしたが新型は遠赤外線で乾燥させるようになっており、乾燥方式が変わることでさらに良いお米にできるのではないかと期待しています。使用するのは来年からになりますが、より良くなった榮米にご期待ください。

新型乾燥機導入
榮米だより VOL.292.19.10.27

2019年11月13日

先日の台風19号は各地に甚大な被害を出しましたが、皆様ご無事でおられますでしょうか。榮農場では、なんとか台風前に今年の稲の刈り取りがすべて終わり、対策を整えてから台風を迎えたため無事にやり過ごすことができました。ニュースなどでは堤防の決壊により川の水が氾濫し農作物が水没してしまって収穫できないなどの報道もされており、同じ農家として心を痛めております。私どもの滋賀県には真ん中に琵琶湖という大きな湖がある関係上、流入する河川もたくさんあり、いつ水害が起こってもおかしくなく他人事と思ってはいけないなと改めて痛感しております。被災地の一刻も早い復興をお祈りいたします。

稲刈り体験
コンバイン操作体験

さて、10月は稲刈りのラストスパートとともに稲刈り体験なども行っておりました。去年の稲刈り体験は台風のため開催できず中止となったので今年こそはと思っておりましたが、当日は汗ばむくらいの晴天に恵まれて開催することができました。鎌を使って手で刈りとっていくだけでなく、コンバインの乗車などもやっていただき、普段は乗ることができない大型機械の運転の難しさや手刈りと比べての刈り取りの速さを体験していただきました。春の田植え体験とあわせて連続で参加してくれている方もおられ、楽しんでいただけているようで開催する側としても農業に関心を持っていただけることがうれしく、やりがいを感じています。こうして榮米の栽培の現場を見ていただくことで、もっと身近に榮米を感じていただければうれしく思います。

また、収穫したお米の穀物検査にて、取るのが難しい滋賀羽二重糯の1等を今年もいただくことができました。判定をいただいた時には検査所でざわめきが起こったほど1等米の基準を満たすことが難しく、品質の良いもち米の証明になります。栽培の苦労が報われたようでほっとしています。

滋賀羽二重糯 1等米

もちろんこのもち米を使ってお正月用のお餅や鏡餅などを今年も作っていきますので、お楽しみにお待ちいただければ幸いです。 秋も深まり、収穫を終えた田んぼでは日光で暖められた稲わらを布団にして猫が寝ていたりしています。これから気温が下がってくることが予想されますので、皆様お体にお気をつけてお過ごしください。

榮米だより VOL.291.19.9.29

2019年10月9日

稲刈り

今年の滋賀県の秋は比較的安定した気候に恵まれていますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。9月は3連休が2回あり、行楽の秋を満喫された方も多いのではないでしょうか。ただこの季節、忘れてはならないのが台風の存在ですね。まだ記憶に新しい昨年の台風21号は榮農場のビニールハウスを倒壊させました。そして今年の台風15号は強い勢力のまま関東地方に上陸し、各地で風速50m/s以上を記録して甚大な被害をもたらしましたね。千葉県では停電被害が長期にわたり、現在は大部分が復旧したと報道されてはいますが、今でも住民の方の無事を祈るばかりです。あまり知られてはいませんが、千葉県は農業産出額が北海道、鹿児島、茨城に次ぐ全国4位で、農業の大変盛んな県です。有名なものを挙げると、落花生や梨、枝豆なども全国1位の出荷量となっています。首都圏という立地と、温暖な気候で肥沃な土地というところがその理由ですが、我が滋賀県も関西の都市近郊にあり、お米作りに適した気候と潤沢な水で、ことお米作りにおいては自信と誇りを持っていますので、今回の千葉県で起きた災害はとても他所のこととは思えませんでした。被害にあった地域を応援しつつ、滋賀県自慢のお米づくりにも注力してゆきたいと思います。 榮農場の秋といえばもちろん収穫の秋ですね。秋雨はあっても続くことはなく、秋晴れが背中を押してくれているので、稲刈りと乾燥調製作業に追われる毎日を過ごしています。そんな中で、大変うれしいニュースが榮農場に届きました。毎年、榮米は米穀検査を受けているのですが、今年は春から初夏にかけての日照不足と台風10号の影響もあり、どの品種でも一等米が出にくくなっています。さらに「キヌヒカリ」という品種は高温障害に弱く、湿度が高いと収穫前に発芽してしまう「穂発芽」しやすいという弱点があるため、令和元年産のキヌヒカリはほとんど一等米が出ていなかったのですが、榮農場のキヌヒカリはコシヒカリに続き、一等米の名誉を獲得させて頂きました!右の写真の目玉のようなマークが一等米の証です!こだわり続けた独自の栽培法と理念が認められたようで、感極まる思いです。自慢のお米を皆様にお届けできることに感謝しながら、これに慢心することなく頑張ってゆきたいと思います。

キヌヒカリ 一等米

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387