日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.336.23.6.25

2023年7月19日

 梅雨の時期になり、どんよりとした灰色の雲が空を覆う日も多くなってまいりましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

榮農場では4月下旬に始まった田植えがあと少しとなりました。そして6月中頃より田植えと並行して小麦の収穫を行いました。コンバインが轟音を立てて小麦畑を進み、読んで字のごとく小麦色に色づいた小麦は収穫の時を今か今かと待ってくれているように見えました。今年はゆめちからという強力系と滋賀県推奨のびわほなみという品種を栽培しました。ゆめちからは北海道で開発された品種で、パンや中華麺に適しているもので、需要が高まったため今年初めて榮農場でも栽培することになりました。日本人にとってお米が第一の主食であるのは当然ですが、パンや麺も主食として両立して、食生活が彩豊かになればそれが現代の幸せの形なのだろうと思います。

23年麦刈り
6月の献穀田

 5月6日に新嘗祭献穀米の御田植祭を執り行いまして、約50日が経ちました。暑い日や雨風の強い日もありますが、元気にすくすくと育ってくれています!風が吹くと青々とした若葉がさらさらと揺れていて、順調に大きくなってくれていることに安心して胸をなでおろしております。田んぼの外から見やると、やはり田植え機で植えた苗は整然と並んでいますが、早乙女さんたち人の手で植えた竹矢来の中は少しまばらに植わっています。でもそれがどこか自然体であるような、人も植物も全て自然の一部である証明のような気がして、風情を感じるところです。これからの季節は気温の上昇や台風の到来が予想されますので、特に気を付けて栽培したいと思います。また、皆様におかれましても、朝晩と昼の気温差や急な夕立などで身体を濡らしたりして体調を崩されませんよう、ご自愛いただきたいと思います。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387