日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.341.23.11.26

2023年12月19日

冬の初めの時期となり、朝晩冷え込む日が多くなってまいりましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

榮農場では10月に稲刈り作業が終わったのも束の間で、11月中に小麦の種まきを終らせないといけませんし、そして11月下旬から12月中旬にかけては大豆の収穫が待っています。画像にある小麦の種まきは大型のトラクターに、土を耕して種をまく隙間を作り、種をまき、肥料をまき、土をかぶせて鎮圧するという一連の作業を一気にやってくれる作業機をつけて種まきをしています。一般的に機械作業は大型になればなるほど効率が上がるものですが、圃場整備が行き届いていない面積の狭い圃場では大型の機械は一長一短です。狭い農道や小道をぎりぎり通りながら移動したり、いざ田んぼの中に入ってもターンするのだけでも一苦労なほど狭い田んぼもまだまだ多いのです。狭い田んぼに対応するためにその都度小さなトラクターに乗り換えるわけにもいきませんし、大型のトラクターですべての田んぼに入るわけですから、榮農場のある滋賀県栗東市のような中山間地域もありながら市街区域の割合の多い場所では農業機械の大型化を進めにくいのが現状です。農地に関する取組みはいち農家の努力ではどうすることもできない部分ですので、県や市の農政と連携をとりながら、出来る限り圃場整備や作業効率化を進めているところです。

麦の種まき

これまで田植祭から抜穂祭と見守っていただいた、榮農場が丹精込めて作ったきらみずきは東京・日本橋にある滋賀県の情報発信拠点「ここ滋賀」にて販売開始いたしました!宮中行事の新嘗祭での献上米栽培農家のお米として、大変ご好評をいただいているようです。東京でも滋賀県のお米は安心・安全で美味しいという評判が少しずつ広まってきているようで、関西の米どころといえば滋賀県ということをもっと発信してゆきたいと思っています。またここ滋賀ではお米に限らず、県内の農産品やその加工品、歴史を感じられる工芸品なども取り扱っていますので、是非一度訪れてみてくださいね。 これからより一層寒さに向かいますので、どうぞ健やかにお過ごしください。

ここ滋賀

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387