日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.245 15.11.29

2015年12月7日

11月の末からぐっと冷え込んできて冬がやってきたんだなと実感する今日このごろですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
10月の末にトラクターのクローラ(キャタピラ)が田んぼで千切れてしまい、試行錯誤の末切れたクローラを針金でつなぎ合わせるという力技の応急処置でなんとか農場に持ち帰ることができました。農機具は泥と水が混ざったうえで摩擦・摩耗するので故障が多くトラブルにも慣れっこになっている榮農場ですが、今回は一段と大変でした。こういったトラブルに対しての対応は経験と知恵がものをいいますので、一般のトラクター販売修理店などより経験豊富なんじゃないかと思ったりします。

切れたクローラ

切れたクローラ


この後、左右とも車輪部分の部品をごっそり交換しましたので、きれいになりました。交換もスタッフがやっており、今回は専用の工具がどうしても必要な部分がありましたが、近所の工場に同形状のものを作ってもらい作業完了しました。このトラクターは購入して6年目になりますが、これからも大事に使っていきたいと思います。

12月1日より大豆の刈り取りが始まりますので、大豆のコンバインの整備などをすすめています。今年は、大豆の種まきの時期の6月下旬ごろに雨が多く、栗東市内では発芽率が悪かったようで少しさびしい生え方をしている所が多いようです。
幸い榮農場では密植という種を多くまくやり方をしているため、多少発芽しない種が多くても数でカバーできているようで、例年とそれほど変わらない生え方をしていてくれます。12月中は栗東市の各地を大豆刈りに回りますので忙しくなりますが、がんばりたいと思います。

整備中の大豆コンバイン

整備中の大豆コンバイン


また、栗東市とお隣の草津・守山・野洲の4市の商工会が主催している「まちゼミ」という企画に今年も参加しておりました。これは、各商店の方にプロのやり方やコツなどを教えてもらおうという企画で、たとえば喫茶店ではおいしいコーヒーの淹れ方講座、ホテルではテーブルマナーの講座をされていたりと魅力的なものばかりで毎年好評をいただいている催しです。
榮農場ではみかんをまるごとくるんだ、みかん大福作りにチャレンジしていただきました。しわにならないようもち生地でくるむコツなどをお教えしながらワイワイとやっていました。また、今後も喜んでいただけるような講座を開催したいと思います。
まちゼミの様子

まちゼミの様子

今年も残すところあとわずかとなり、年の瀬が迫ってまいりました。毎年ご好評をいただいております、榮農場で作った滋賀羽二重のもち米を使用した榮もちのご注文を承っております。杵つきのよく伸びるお餅を、これからも皆様とよく伸び栄えていけるようにとの願をかけまして、餅工房榮劫庵フル稼働で製造にあたります。どうぞよろしくお願いいたします!

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387