日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.244 15.10.25

2015年11月7日

今年もみなさまのおかげをもちまして、新米の収穫をすべて終えることができました。稲刈りを始めたばかりの9月前半に連日の雨で収穫ができなかったことや、晩生品種のにこまるが思っていたよりも成長が遅く、刈るのが遅くなったなどの苦労もありましたが、無事に刈り終えてほっとしています。
今年は強い台風に2回見舞われ、背の高いコシヒカリなどの品種は倒されてしまいましたが、夏場はよく晴れてくれたので太陽の光をあびてお米をしっかり実らせてくれました。また、同じお米でも収穫から少したった11月~12月くらいになると、お米がなじむのか収穫直後とはまた違って落ち着いたような味になりますので、そのあたりも召し上がっていただく時に楽しんでいただけたらと思います。
~稲刈り体験教室を行いました~
お客様から食育のために稲刈りの体験教室を開いてみたいというお申し出があり、9月の末に開催いたしました。私たちとしても榮米のこだわっている点や、栽培上の楽しみや苦労など、稲穂を前にしてお伝えできることはまたとない機会ですので、良いお話をいただけたなと思いました。
当日は午前中雨の天気予報でしたが、雲は多いながらも晴れてくれて無事開催できました。ただ、前日までの雨で田んぼがぬかるんでいて、人力で稲刈りするには大変な状況でしたが、参加者の方の若さもあって体力も飲み込みも早く、どんどん稲が刈られていきました。鎌を使って稲の1株を一度にスパッと刈り取るのが難しいとのことでしたが次々刈り進めていっておられました。

稲刈り体験会

稲刈り体験会


稲刈りの後には昼食で新米を召し上がっていただきました。本会を開きたいと言って下さった方がレストランの調理師で、おかずに豚汁や焼いたサンマ、出し巻き玉子などを作ってくださり、中でも豚汁が具沢山で豚肉と野菜の甘味が出て非常においしかったです。また、コシヒカリとミルキークイーンの2種類を炊いたので食べ比べもしていただきました。
白飯と豚汁

白飯と豚汁


終始にぎやかで楽しい会になり、栽培している側としても良い刺激になりました。お米を作るだけではなく伝えていくこともまた大事だなと再確認した会でした。
~ドライいちじくを作ってみました~
いちじくもそのままの形だけではなく加工品も作ってみようということで、乾燥させたドライいちじくを作ってみました。ドライフルーツを作るための乾燥機を購入し、乾燥時間やいちじくのカットの形を変えたりと工夫して作りました。乾燥させることでいちじくの甘味が凝縮され、噛むほどに自然の甘さが出てきてやさしい味になりました。
国産の果実を使ったドライフルーツはあまり市販されていないようで、安心して召し上がっていただけるんじゃないかと思います。また、こういった自分のところで作った農産物で新しい商品も作っていきたいと思います。
ドライいちじく

ドライいちじく

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