日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.243 15.9.27

2015年10月14日

27年産の新米、どんどん収穫しています!9月末の現在、稲刈り前半戦が終わり、コシヒカリ、キヌヒカリ、ミルキークイーン、日本晴がお届けできるようになりました。これからヒノヒカリ、にこまるや滋賀羽二重糯などを収穫していきます。秋の味覚をお供に、新米をお楽しみください。

稲刈り中

稲刈り中


 9月の前半は台風や長雨で稲刈りに非常に苦労しました。台風の雨で土がぬかるんだ上に長雨で地面が乾かず、苦労しました。
田んぼがぬかるんでいると幅広いコンバインのキャタピラでも抜け出せなくなる事がありますし、泥が絡まって故障がおきやすくなります。そのためできるだけ地面は乾いていてほしいのですが、乾くまで待っていると稲の適正な刈り取り時期を過ぎてしまいます。
例年ならもう少し乾かしてからコンバインで刈り始めるところを次はいつ晴れ間がくるか分からないといった日々でしたので、ぬかるんだまま多少強引に刈り取っていきました。
ですが、やはり無理がかかるのでどうしても故障がおき、修理しながらの稲刈りになりました。主にコンバインの足となるキャタピラの周囲が壊れるのですが、ぬかるんだ田んぼでジャッキアップして一つ100kgほどあるキャタピラをつけはずしすることになり、大変な作業です。今年はこの作業がすでに2回発生しましたがなんとか修理をすませ、稲刈りを続けています。
田んぼでコンバイン修理

田んぼでコンバイン修理


また、コンバインが入れないとなると手で刈り取ったりもしており、ずっと中腰になるのでこれも重労働になります。現在の農機具がなかった昔はみんな手刈りだったと思うと気が遠くなりそうになります。
ぬかるんだ田んぼ

ぬかるんだ田んぼ


そんなこんなで雨に泣かされている今年の稲刈りですが、お米の出来は夏の日光をしっかり受けてよく育ってくれています。またシルバーウィークあたりからは天気が良くなってきたため、順調に進んでいます。春の田植えから榮農場スタッフも稲自身もがんばってできたお米ですので、最後の刈り取りまでしっかりやっていきたいと思います。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387