日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.232 14.10.26

2014年11月7日

おかげさまをもちまして、今年も無事稲刈りをすべて終えることができました。
10月に入ってからは2週続けての台風に見舞われたり、8月の長雨の影響を受けて稲の熟するのが遅れ刈り取るには早かったりで残り少しが刈りとれず、やきもきしていましたがこうして収穫できほっとしています。

学習田稲刈り

学習田稲刈り


小学生の学習田の稲も黄金色に色づいて、10月3日に稲刈り体験を行いました。鎌で一株ずつ手で刈り取っていってもらいましたが、子供たちの元気のよさに大人が圧倒されるほどでした。
稲刈りが終わるとさっそく来年の米作りのための作業が始まりました。肥料をまいたり、トラクターの後ろにつけるサブソイラという機械で作業したりしています。
サブソイラ作業

サブソイラ作業


サブソイラの爪

サブソイラの爪


田んぼは地表から10cm~15cmくらいの深さまではどろどろの柔らかい土なのですが、その下はガッチリと締まった土の耕盤という層でできています。この耕盤のおかげで夏場に水が流れていかず水面を保ち、トラクターやコンバインのような重い機械も沈みこまずに田んぼに入る事ができます。しかし、ほどほどに水が抜けていってくれないと排水性が悪く作業しづらい田んぼになってしまいますので、そういった田んぼの排水性の改善を狙ったのがこのサブソイラという機械です。2本の大きなツメを地中に差し込み、硬い耕盤に溝をつけていくことで地中で水が流れるようにしていってくれます。去年からこの機械を導入したのですが、去年は田んぼの辺に対して平行にかけてしまい、田植え機の通り道と同じ方向に溝を作ってしまったためタイヤがはまり込んでしまうことがありました。どうやら田んぼに対して斜めにかけないといけなかったようで、今年はそうして作業しています。
野菜類も順調に育っています。里芋が収穫間近でおいしそうに育ってきました。収穫はまずイモを丸ごと掘り出すと茎の根元に15cmくらいの大きな親イモがあって、そこから子イモ、孫イモ、ひ孫と連なってできるので一つ一つをはずしていきます。市販されているのはほとんど孫イモと呼ばれる形がきれいな3番目のイモですが、大きな親イモもおいしくいただけます。11月の頭から本格的に収穫を始めたいと思います。
サトイモ収穫

サトイモ収穫


とれたサトイモ

とれたサトイモ


木々の紅葉が始まり朝晩寒くなってまいりましたが、お体にはお気をつけてお過ごしください。

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