日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.219 13.9.29

2013年10月1日

毎日稲刈りの日々が続いています、榮農場です。敬老の日前後を襲った台風18号では、滋賀・京都・福井に特別警報が発令されるほどの豪雨が襲いかかってきまして、非常に怖い思いをしました。榮農場でも被害の大きかった地元滋賀や京都、大阪のお客様も多いため、皆様に被害がないか心配しております。こちらでは、近くの安養寺山という小さな山で土砂崩れを起こし、おとなりさんの田んぼに土砂がなだれ込んでいたり、一部の田んぼが田植えのときかと思うほど水に浸っていたり、川があふれる寸前だったりと天災の怖さを思い知らされました。この雨によって琵琶湖の水位が一日で1m上昇したとの事なので、本当に記録的な大雨でした。今回の経験を忘れないよう、災害が起こった時にもあわてずに対応していきたいと思います。

土砂崩れ

土砂崩れ


稲のほうは大雨によって倒れているところもありましたが、さっそく台風の次の日から稲刈りを再開しています。さすがに台風の翌日では土がぬかるんでいますので大変でしたが、なんとか刈り進めていっております。コンバインは足がキャタピラになっていますので少々のぬかるみならつき進めるのですが、やはり限界があって抜け出せなくなるときもあります。そうなると他のコンバインを利用してぬかるみから引っ張り出したり、コンバインの入れないところは人の手で刈り取っていったりと手間がかかります。服を泥だらけにしながらの大変な作業ですが、ここまで育てた大事なお米ですので、少しでも多く収穫できるよう頑張っています。その後は台風一過とはよくいったもので、雲ひとつない晴天が続いて次第に地面も乾き、刈りやすくなっていきました。
稲刈り泥沼編(物理)

稲刈り泥沼編(物理)


そんな台風の事件もありましたが、今年もまたこうして新米をお届けすることができるようになりました。気温もだんだん下がってきて秋らしくなりごはんがおいしい季節になってきましたので、とれたての新米をぜひご活用ください。9月27日現在、全体の3分の1くらいまだ稲刈りが残っていますので、残りの田もしっかりと収穫していきたいと思います。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387