日本一美味しいお米 榮米

榮米だより vol.211 13.1.27

2013年2月1日

冬本番、寒い日が続いておりますがみなさまいかがお過ごしでしょうか?榮農場では、この寒さに負けず農作業など進めながら元気に過ごしております。
田んぼでは、春の田植えに向けて土に栄養を与え、肥沃な土質に変えていく作業をしています。くず大豆、米ぬかと鶏ふんの有機質を混ぜ、トラクターの後ろにつけたブロードキャスターという機械で撒いていきます。このあと耕して土に有機質をまぜこみ、これを養分として育つバクテリアなど、生き物が増えやすい環境を作っています。この有機質中心の農法では肥料分がとても長続きし、田植え後化学肥料で育てられた稲が6月ごろに養分不足の様子になってくるのに対し、うちの田んぼでは青々とした葉を伸ばし続けてくれます。春からの米作りのシーズンに向けて、稲がしっかりと育つよう、がんばります。

くず大豆と鶏糞と米ぬか

くず大豆と鶏糞と米ぬか


春に向けて肥料まきです。

春に向けて肥料まきです。


白菜の畑では、かなり収穫がすすみ、数が残り少なくなってきました。最近葉物野菜が高騰していることや、まだまだ鍋であたたまりたい時期なので、需要があり一つ一つが小さいながらも出荷をつづけています。
榮劫庵のおもちも、お正月用の需要が一段落したところで、おためしのものを作ったりなどしています。私どもが住んでいる地域、風習では、お正月の丸もちや鏡もちを3が日以降朝ごはんのかわりに食べて、そのお餅がなくなったらこわ餅を各家庭でついて、また朝ごはんの代わりに食べたり、こびる(小昼)=おやつに甘辛いしょうゆ味やきなこ餅など、そしてこわ餅をご飯代わりにお茶漬けにしたりと、ところ変わればいろんな食べ方がありますね。また、こわ餅という言葉も調べてみるとうる餅・たがね餅・しんこ餅・ぼろ餅と地域によっていろいろな呼び方があるようです。ところ変わればと言えば・・・日本テレビ系列の秘密のケンミンSHOWはご覧になったことはございますか?あの番組の中でも、お餅はいろいろところ変わるものが紹介されていますね。地域性、郷土食豊かなものが伝承されつづけていき、今にも残っているのはすばらしいことですよね。
いま、榮農場内の榮劫庵でケンミンSHOWで紹介された各県のかわりもちにチャレンジしてみてます。秋田のバターもちや宮崎のみかんもち、いちご大福やフルーツいろいろ大福など、羽二重糯を使い、いろいろとり入れる材料にもこだわり、できたてをいただける特権をよろこびながら試行錯誤しております。これはいける!!というものができあがった暁には、みなさまにもお届けしますので、ご期待ください。
2013年も早いものでもう1カ月が過ぎようとしています。今年もまた新しいことをはじめる予定があったり、預かっている田んぼも増えていたりとあわただしくなりそうですが、スタッフ一同元気に乗り越えていきたいと思います。
ありがとうございました。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387