日本一美味しいお米　榮米

榮米だより vol.210 12.12.30

2013年1月4日

年末の今、榮農場では榮もちの生産・販売やお米、白菜、大豆の刈り取りとあわただしくも元気に仕事をしております。おかげさまで展示会・デパートなどのイベントで販売している榮もちや大福もちがご好評をいただいていて、とても忙しくしています。大福をはじめたころはあんを餅生地で包むのがうまくいかず、もちの薄い部分があったり裂けてしまったりと試行錯誤でやってきましたが、今は和菓子職人さながらにきれいに包むことができるようになりました。米粉などを使用せず、もち米のみの餅生地で作っていますので、冷めると固くなってしまうのですが、少し焦げ目がつくくらいに焼くとちょうどやわらかくなり、もちの弾力とおこげの香ばしさでおいしくいただけます。生ものなのでイベントなどでの限定販売なのですが、見かけたらぜひお買い求めください。

田んぼでは茶色く熟した大豆の刈り取りや、白菜の収穫、稲の田には春からの育成に向けて肥料まき、耕運と寒い中でもいろいろとやっています。今年の白菜は苗と苗の株間が小さめだったこともあり、小ぶりなものが多くなりましたが、甘味のある白菜になりました。大豆は作業委託の収穫を代行する仕事もやっていますので、榮農場以外の田んぼにも入ることが多いのですが、コンクリートの壁に囲まれた田んぼや狭い道を通ったりと、コンバインの操作にはとても神経を使います。3週間くらいの行程で今年も無事作業が終わりました。

12月に入ってからというもの、とても寒い日が続いています。農場のとなりにある田んぼでは減反のための麦を栽培しているのですが、あまりの寒さから葉の先が黄色く変色してきました。まだ枯れるほどではないのですが、よく見守っていきたいと思います。全国的にも記録的な寒さになっていると聞きます。みなさまも温かくしてお過ごしください。そして、２０１３年も榮農場をどうぞよろしくお願いいたします。