日本一美味しいお米 榮米

榮米だより vol.207 2012.9.30

2012年10月1日

今年もみなさまのおかげをもちまして、待ちに待った収穫の時期を迎えました。この9月に1年半の間アメリカへ農業留学していた二男の栄緒(まお)が帰国したので、さっそく戦力として加わって稲刈りを始めております。アメリカで鍛えられてワイルドになって帰ってきました。お米のほうは、今年は大きな台風もなく天候に恵まれたため実がしっかりと実りおいしいお米になったと自画自賛しております。とれたての新米をぜひご賞味ください。

稲刈り

稲刈り


9月中にコシヒカリ、キヌヒカリの刈り取りが終わり、続いて日本晴、ヒノヒカリ、滋賀羽二重糯、山田錦と10月の中頃くらいまで稲刈りが続きます。田んぼの枚数が全部で200枚以上あるので、隣の田んぼでも一枚一枚土質など性格が違うためすべて同じ品質のお米をとるのはとても難しいのですが、天候や稲の状態に気を使いながら、最適な時期に収穫していきたいです。とれたお米はゆっくり乾燥させ籾すりをして玄米にしていきます。それぞれがお米の味や品質を左右するので、気を抜けません。
去年に続き、白菜の栽培もはじまりました。去年は種をまいて一から育てたのですが、今年は農協の苗植え機を借りることができたので、それを使って苗の移植をしました。機械の上にあるテーブルにポットで育てた苗を置くと、機械が土に穴をあけ植え付けて土をかぶせ後ろについているローラーで鎮圧するという流れで一反(300坪)の田んぼが3,4時間で植えおわってしまいました。そのあと水やりをし、植えかえのため苗に負担がかかるので枯れてしまわないか様子をみていましたが、8~9割ほど根付いてくれたようで、植えかえた後しなっとしていた葉がピンと伸びて光を受けようと元気な姿を見せていました。今年の白菜は早い時期にとれる品種と遅い時期にとれる品種の2種類を植えてあり、収穫期間を長くとれるように工夫してみました。冬の出荷がたのしみです。
白菜移植

白菜移植


8月の末に種まきをしたそばはもう草丈が30~40cmくらいにまで育って白くて小さい花が咲き始めました。これを書いている現在、大型の台風17号が近づいてきていますが、そばは風で倒されてしまいやすいので気をつけて見ていきたいです。
そばの花

そばの花


長かった残暑が終わり朝晩が寒く秋を体で感じるようになってきましたので、みなさま方も風邪などをおひきになりませんようお気をつけください。今年もこうして、おいしく安全な新米を収穫でき、みなさま方に食べていただけることに感謝いたします。

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