日本一美味しいお米 榮米

榮米だより vol.205 2012.7.29

2012年8月1日

むし暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
榮農場ではこの時期恒例の鶏ふん、油かすの肥料まきが始まり、夏の日差しの中作業にあたっています。近畿地方が7月17日に梅雨明けし、快晴の日が続いているので背丈もぐっと大きくなり、ピンと空に向けて葉をのばしています。肥料はこのあと出てくる穂を作りだすための栄養を補給してやることを目的に与えるものですが、化学肥料と違い土に溶けだして効き目が現れるまで少し時間がかかるので、穂の姿が見えるまでにはまき終えておかないと効かせたい時に間に合いません。ただ、毎年こうして有機肥料をまき続けていることで土自身がしっかりした地力をもっているので、多少遅れても土が助けてくれます。効き目もゆるやかでやさしく効くので、まきムラや肥料が多すぎによって起こる肥料焼けが起こりにくいのも利点です。土を育て、その土が稲を育てるという榮農場の昔ながらの稲作のよさを生かした農法を実践しています。

穂肥まき

穂肥まき


また、稲とともに雑草の成長スピードもとても速いので草刈りもがんばっています。毎年のことですが刈っても刈っても生えてくる雑草はすごいです。草刈りも単純作業ではあるのですが、レモングラスを刈るとレモンのいい香りがしたり、ニラを刈るとニラの匂いがしたり、名前も知らない花が咲いていたり、大豆が自生して育ってるから枝豆になるまで残しておいて後でおつまみにしようとか画策しながら作業しています。稲刈りまでにもう一度刈ってまわらないといけないので暑さに負けないようがんばります。
草刈り

草刈り

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387