日本一美味しいお米 榮米

榮米だより vol.203 2012.5.27

2012年5月28日

いつも榮米をご愛顧いただき、ありがとうございます。5月いっぱい田植えを続けていましたが、まだまだ植え終わらない榮農場です。
先日の金環日食はご覧になられましたでしょうか。滋賀県は見られる地域帯の北端のラインが県の真ん中を通っていて、県南部は輪になって見れるが北部では完全な輪にはならないといった地域でした。榮農場は幸い南部側に位置しますのでこの天体ショーを見ることができました。撮影もしてみましたが風景と一緒に撮るのは難しいようでうまく撮ることはできなかったのですが、晴れているのにうす暗く不思議なひとときでした。

金環日食中

金環日食中

田植えが始まって早一ヶ月、今年は特に減反区画に割り当てられて稲が植えられない田んぼが少ないことと、預かった田んぼが増えたことが重なり例年より面積が多くなっていて、道のりがとても長く感じられます。田植え前に田んぼに水を引くための準備や、トラクターで土を平らにならし植える状態にする代掻き作業とともに栗東市各地を回っています。
植えられた稲は、はじめ植えかえのストレスからふにゃっとしていますが、この間に植える時に切れた根を修復して根をのばしています。4月の終わりに植えられた稲はそろそろ根の傷も治り背を伸ばし始めたみたいです。育ち始めると1週間も見ないでいると見違えるほど大きくなっていたりするので、驚かされることがよくあります。ここぞとばかりに抜け目なく雑草も顔を出し始めたので、気を抜かないようにしたいです。

田植え

田植え

徐々に気温も上がってきて、木々の緑がきれいな時期になりました。田んぼに引く水路の水は少しつめたいのですが、日光にあたっている田んぼの中は温かくなっています。水面に映る稲の姿はまだ頼りない感じがありますが、もう半月ほどすると土の中の栄養分をどんどん吸って育っていき、緑のじゅうたんのようになっていきます。来月の榮米だよりではその姿を見てもらえると思います。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387