日本一美味しいお米 榮米

榮米だより vol.202 2012.4.29

2012年4月30日

今年も田植えの季節がやってきました。4月30日から田植えを始める予定で、トラクターで田んぼを耕したり、あぜの草刈りや苗の育成に追われている榮農場です。
4月は上旬は寒い日が続いて桜の開花が遅くなりましたが、下旬には一気に気温が上がり暑いくらいの日になってきて春らしさはどこへいったのやら・・・という天気ですね。稲の苗も最初は寒そうにしていましたが気温の上昇にあわせてすくすくと育っています。この苗は榮農場で植えるものだけではなく販売もしていて、近隣の農家さんが各自で植えるものもかねています。毎年、○○よりいい苗やと言ってくれる方が多いのでちゃんと育つかどうかとプレッシャーもありますが、米農家としてやりがいがあります。

桜


ところで、家庭菜園の一環でバケツで稲を育てるのがひそかにブームになっているようで、チャレンジしてみようという方がおられましたらご相談ください。6月の中頃までは田植えをしていますので取りに来ていただけたら苗と田んぼの土をお分けできると思います。手間ひまかけて自分で作ったお米の味は格別ですよ。
稲の苗

稲の苗順調に育ってます


4月の頭には台風かと思うような雨風をともなった爆弾低気圧が日本を襲いましたが、滋賀県も例外なくビニールハウスが飛ばされたなどのニュースが流れていて、農場でも恐々と一日を過ごしました。幸い建物などの被害はありませんでしたが、減反のため栽培している麦は風にあおられ振り回されたようで、葉っぱの先がこすれあって縮れたり裂けたりしていました。今年の冬は寒かったため、少し育ちが悪いなあと思っていたところのこの被害だったため、心配しています。収穫は6月ごろですが、それまでに治って実をしっかりつけてくれるように、いい天気が続いてくれることを祈りたいです。
裂けた麦の葉っぱ

裂けた麦の葉っぱ


例年冬場に田んぼをトラクターで耕していき雑草を抑えこむのですが、今年は冬場に雨や雪の日が多く、土が湿った状態で耕してしまうと土をこねてしまって乾くとカチコチになるので作業ができず遅れ気味になったまま春を迎えました。しばらく天気がよさそうなのでこれから遅れを取り戻しながら田植えをがんばりたいと思います。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387