榮米だより Vol.200 12.1.29
2012年2月1日
いつも榮米をご愛顧いただき、ありがとうございます。皆様のおかげをもちまして、榮米だよりがついに２００回目を迎えることができました。２００回を計算すると期間にして１６年と半年。１年に１回の米作りはまだ１６回しか紹介できていないので、これからも農場でのできごと、米作りについてなどを報告する場として５００回、１０００回を目指して続けていきたいと思います。
さて、榮農場では冬の間の田んぼにそれほど手がかからない時期になるので機械の修理・調整をしています。今回は滑り始めていた軽トラのクラッチプレートの交換をしました。機械の整備もできる人間が３人いるのでこういった作業も農場内でやってしまうことが多く、車や農業機械は修理をしながら長く大事に使っています。
いちばん長く使っているこの軽トラは初年度登録が昭和５９年で今年２８歳になりますが、まだまだ現役でがんばっています。今発売されている新しい車の多くがエコを売り物にしていますが、こうして古い車を大事に使うのもエコではないでしょうか。最近では使い捨てはいけないという話をあまり聞かなくなったように思いますが、物を大事に使うという日本人が昔から大切にしてきた文化を、世界の経済が不安定な今こそ忘れてはいけないような気がします。
先月から収穫している白菜のほうですが、２０１１年の暮れ、２８日に畑から直接もっていく泥棒の被害にあってしまいました。盗られたのは１５株ほどで金銭的には大きな被害ではないのですが、そういう人もいるということが悲しく感じられる出来事でした。白菜自体は地元栗東の直売所やスーパーなどに置いてもらっていて、納品に行って店頭に並べているそばから３個、４個と買っていってくださるお客さんもいて、実が詰まっていておいしいと好評をいただいてます。
さて、今年も２月１４日、１５日に大阪のＡＴＣアジア太平洋トレードセンターで開催されるアグリフードＥＸＰOに出展します。お近くに来られる際はぜひお立ち寄りください。日本各地のおいしい農産物を作っておられる方が集まってきますので、榮農場も負けないようにがんばりたいと思います。
それでは、寒さがきびしい日が続いておりますので、お体にはお気をつけてお過ごしください。