日本一美味しいお米 榮米

榮米だより vol.197 2011.10.30

2011年11月1日

秋も深まり、ぐっと寒くなってまいりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。みなさまのおかげをもちまして榮農場では今年も無事に10月10日に稲刈りを終えることができました。今年は大地震や台風の被害など大変な年になり、農業という職業柄自然の脅威を再認識させられ、あらためて無事に終えられたことを喜んでいます。
稲刈り ボス
最近では外で作業していると日が暮れるのが早く、夕方になるとぐっと冷え込んできて秋の深まりを強く感じるようになりました。榮農場では、稲刈りという一大イベントを終えて、息つく間もなく年末に向けたおもちの試作品を作ったり、来年減反の田んぼで作る麦の種まきをしたり、来年のお米作りに向けた肥料まきや土の耕起をしたり、そばや白菜の面倒をみたりしています。
10月のはじめに満開になって一面真っ白になったそばは、今花が散ってこげ茶色の実をつけています。白菜もみるみるうちに大きくなり、1か月ほどで直径30センチくらいに育ってきました。地面が黄色っぽいのは土の湿度を逃がさないように根元にもみがらをまいてあります。10月下旬に追肥をしようかということで肥料をやり、同時に虫食いが多くなってきたため、これ以上の被害をおさえようと防虫剤をまきました。田んぼ一面を使って育てているので一つ一つの作業量が多く大変ですが、がんばって作っています。
そばの花
白菜手入れ中・・・
11月からは、引き続き来年の稲作にむけた肥料をまき、まいた後を耕していく土づくりの作業と、今年初挑戦のそばの刈り取り、そのあとに減反の田んぼで作っている大豆の刈り取りが始まります。昨年好評をいただいた榮劫庵の榮もちもすでに注文をいただき始めているので、餅つきも随時やっていく予定です。お鍋がおいしい季節になってきましたので、お鍋をされる際に具材に榮もちも使っていただければ幸いです。杵つきで作っているので、煮込んでもとけにくくなっています。

おもちもそうなのですが、もち米の注文もちらほらといただくようになり、年末が近づいているということを実感するようになりました。今年も残すところあと2カ月、がんばっていきたいと思います。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387