日本一美味しいお米 榮米

榮米だより vol.192 2011.5.29

2011年5月29日

今年は5月26日に近畿地方が梅雨入りし、平年より12日早いそうで、まだ田植えが続いている榮農場では天気予報とにらめっこしながら農作業する日々をすごしています。5月は稲の種まき、苗の育成と販売、代掻き、田植え、田植え後の田んぼも水管理ととても忙しい時期になり、さらに天気によって作業が思うようにすすまないとなるとどんどん仕事が詰まってきます。まだもうすこし田植えが残っていますので、梅雨の雨もちょっと手を抜いてくれたらなぁと思いますが、雨上がりの虹を見れたりするとそんな忙しさも一時忘れさせてくれます。
虹

田植えの前に田んぼに水を入れ、土を細かく砕いて均平にならす代掻き作業です。水平かつトラクターのタイヤの跡や凹凸が残らないようにならします。他所とくらべ栗東市の田んぼは農地整理があまりされていないので、四角形の田んぼが少なく、曲がりくねったあぜのラインに沿って走る操作技術がいります。
代掻き
代掻きが終わると1日から2日ほど土を休めてなじませたあと、いよいよ田植えがはじまります。榮農場では株と株の間を広く取る疎植栽培というやり方で植えていて、今年は去年よりさらに広くした株間27センチで植えていっています。株間を広く取ることで一株あたりが使える土の面積が広がり、茎が太く力強い稲に育っていき7月、8月ごろには慣行栽培の稲と見比べた時の大きさの違いに驚きます。一株あたりからとれるお米の量も増えるため、実際慣行の栽培とあまり変わらない取れ高を維持しつつ、おいしいお米ができます。
田植え

田植え作業、あともうすこしですが無事に終わらせられるようがんばりたいと思います。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387