日本一美味しいお米 榮米

榮米だより vol.191 2011.4.24

2011年4月25日

今年も田植えのシーズンがやってきてあわただしくしているところですが、みなさまいかがお過ごしでしようか?今年は東北関東大震災の津波で海水が田んぼに入ってしまったり、水路が破壊されたりして田植えができないというところが多く、長い時間をかけて育ててきた田んぼを一瞬で壊されていったことに同じ農業者として心が痛みます。
今年は栽培ができない地域の分も請けおうつもりでがんばりたいと思います。

 苗自身もがんばっています。まず苗箱に種まきをしているところで、苗箱に土を敷き、種をまき、土をかぶせるといった一連の作業をする機械です。この後、3日間ほど温度と湿度を上げた部屋の中であたためてやると一気に芽が出てきます。
種まき

芽が出たばかりの苗です。まだ色は白く、見た目はよわよわしいですが、重ねておいている苗箱の上の段を持ち上げてしまうほどの力があります。芽が出た苗はビニールハウス移して並べて置いていき、田植えまでの間育成します。
芽が出たばかりの稲

2,3日もすればものすごいスピードで大きくなり、ハウスの中は緑色のカーペットを敷いたようになります。
昔から苗半作といって、よい苗を育てられたら稲一生の栽培の半分は成功したといえるというほど大事な時期なので気を抜けないところです。苗の状態、天候を見ながらハウス内の温度調整、水やりを行っていきます。
稲の苗

もうすぐ各地で田植えが開始され、榮農場でも準備をすすめているところです。多忙な時期ですが、やはり田植えが始まるとスタートした!という感じがする一大イベントですので、スタッフ一同気を抜かずにがんばりたいと思います。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387