日本一美味しいお米 榮米

榮米だより vol.190 2011.3.27

2011年3月26日

今回の東日本大震災に遭われたみなさまへ、亡くなられた方々へ謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された方々へ心からお見舞いを申し上げます。

 本当に大きな地震とそれによる津波の被害が発生し、普段自然を相手にその恩恵を享受し、また人間の思い通りにはいかないということも思い知らされながら仕事をしているものとして、その自然が牙をむいた時の恐ろしさ、存在の大きさなどとても考えさせられるものがあります。しかし、そうした普段の仕事の中で思うのは本当に困った時にふと助けてくれるのも自然だということです。まだまだ復興には時間がかかると思いますが、私どもでできることは手伝いたいと考えておりますので、なにかございましたらご連絡いただければと思います。

今回の震災による榮米への影響についてですが、滋賀の比較的安定した気候により、生産量の振れ幅がそれほど大きくならないことから、過去の水不足や冷夏によるお米の高騰があった年にも値上げをせずに販売させていただいていた通り、今現在お米の需要が増加しておりますが値上げはいたしません。今後も安定した供給ができるよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。



転作田の麦の苗も雪をかぶりながらもすくすくと育ってきました。花壇のチューリップもだいぶ育ってきていて、寒いながらも春はもうすぐだと実感します。

春の作業が始まりました!



平成23年度産米の作業が始まりました。
まずは塩水選(比重選)という作業です。塩をとかした水のなかに種もみをいれ、中身がつまって重くいい種と、浮いてしまった小さく軽い種もみとに分けます。沈んだいい種だけを使用し、次はお湯で種もみの消毒をします。まだまだこの消毒作業は化学薬品を使われることが多いのですが、榮米はすべて60度に温めたお湯にて消毒していて、種もみの時点から農薬の使用を減らしています。このあといったん水に漬けおき、水温を上げていくと発芽がはじまります。芽が出てきたところで種まき、という一連の作業が待っています。

今年もおいしいお米をお届けできるよう頑張っていきたいと思います。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387