日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.334.23.4.30

2023年5月19日

 田植えの時期となり、米作りの本番がスタートいたしました。令和5年の田植え初日は晴天に恵まれ、清々しい日和りに田植えのスタートを切ることができました!3月の末に苗箱に種をまいてから、約1か月間丁寧に育苗してまいりました。今年の4月は昼と夜の寒暖差が激しく、中頃に日中の気温が高まって真夏日となり、苗への影響を心配しましたが、丁寧な育苗のおかげか最初の苗は元気に育ってくれています。田植え機は去年の6月に田植え作業が終わって以来のお仕事なのですが、その間に機械メンテナンスをしてはおりますが、年々劣化して少しずつガタが出てくるものです。新年度の田植えスタートの時に約1年ぶりに動かすのですが、大抵どこかが動かなかったり、異音がしたりするものなんですよね。今年も、7条のうち3番目の植え付け機が故障していて、田んぼで機械屋さんを呼んでその場で直してもらいました。実際に苗をセットして田んぼで植え付けしてみないことには、気づけない部分もあるのです。田植え機に限らず、トラクターやその他の機械でもそういったことが多々ありますので、機械屋さんに頼ることもしばしばです。農業というものは自分たちの力だけで成り立っているものではないなと気づかされますね。

23年田植え

先日発表させていただいた通り、今年は滋賀代表で天皇陛下への献上米を作らせていただくことになり、田植えの準備と共に献上米の祭礼の準備もあり忙しくなっておりますが、光栄な事なので気を引き締めて取り組んでおります。  日本人は農耕民族であり、中でもお米の歴史は長くて、脈々と受け継がれてきたお米作りの文化をこういった形でその歴史に関わらせていただけるというのは、当地滋賀県でお米作りをしている農家冥利に尽きる思いです。5月5日に祭礼が行われますが、誇りに思いながら、そして神妙に役目を全うさせていただく所存です。またその祭礼の模様や、早乙女さんのお田植の風景などを5月末の榮米だよりにてご報告させていただきます。

田植え前の献穀田

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387