日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.330.22.12.25

2023年1月19日

朝晩の冷え込みが厳しくなり、栗東市では朝の水たまりに張った氷は車で踏んでも割れないほどの厚みになってまいりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。榮農場の12月は例年通り、お餅の製造や大豆の収穫を行っておりました。

天候の影響を受けやすく収穫量が安定させにくい大豆ですが、今年は順調に育ってくれて、収穫を迎えることができました。

現在の国際状況の不安定さでは輸入食品がいつでも手に入るとは言い切れなくなったことや安全で安心な国産食品としての国産大豆の需要は高くなっていくと思いますので、安定した収穫量と品質を確保できるように栽培のノウハウを積み上げていきたいと思います。

また、刈り終わった大豆の田んぼですが、大豆のもつ力が空気中の窒素を土壌に供給してくれ、その窒素が栄養分となるため次に育てる稲のときに使用する肥料が削減できるというありがたい機能があります。大豆の根に住んでいる根粒菌というバクテリアの一種が窒素をアンモニアに変換してくれた結果肥料となるのですが、これを人工的に作ろうとすると1000気圧の圧力と500℃の高温で水素と窒素を化学反応させて作っているため大変なエネルギーが必要で、自然界の持つ力におどろかされます。

そしてまた次の米作りへと入っていくのですが、この度近江米の新品種が開発され、現在滋賀県のウェブサイトにて名前を募集しております。まだ販売は先の令和6年度からとなりますが、榮農場としても期待している品種ですので、よい名前を思いつかれた方はぜひご投票いただければ幸いです。こちらのURL

https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/nougyou/ryutsuu/327235.html

またはQRコードのページから投票できます。

 また、おいしい品種でもよりおいしく育てるのが農家の腕の見せ所かと思いますので、より良い米づくりをできるようがんばりたいと思います。

2023年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387