日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.324.22.6.26

2022年7月18日

 ゴールデンウィークから始まった田植えですが、ようやく終えることができました。今年は植える面積が非常に多く、例年の2割増しほどあったため時間がかかりましたが、無事に終えることができほっとしています。最初に植えた稲はもう濃い緑の葉を大きく伸ばして成長し始めており、植えたてのころは見えていた株と株の間の地面も隠れるほど育ってきました。

 7月のなかばから、外からは見えませんが稲の茎の中でお米を作り始めるので、このタイミングに合わせて肥料をやっていきます。その準備や水管理などの農作業がありますが、稲が良いお米を作れるように栽培を続けていきたいと思います。

 6月は田植えと並行して、麦の刈り取りも行っておりました。

 今年の小麦は滋賀県が新しく奨励品種に選定した「びわほなみ」を栽培していました。主にうどんやそうめん、そばのつなぎなど日本めん用に使われるそうです。そしてこの麦は去年導入した新しいトラクターで種まきをして育った麦で、種まき機の動作がとても安定していて、田んぼ一面きれいな金色に育てることができました。麦の刈り取り作業を写した写真は近江富士とも呼ばれる三上山がバックに綺麗に写ってくれました。また、三上山の手前(カメラから200mほど)に小さく田植え機もあるんです。麦の刈り取りと田植え機が同じ地域で作業しているのは珍しいです。

麦刈り

そして今年は小麦の輸出国のウクライナが軍事侵攻を受けている影響もあり国内で生産することの大切さを考えさせられました。農作物を作り国内自給率を上げるといっても原油価格や肥料が値上がりしていたり、さまざまな事や国ごとの思惑が複雑に絡み合った現在簡単な事ではありませんが、突き詰めた時まず大事になってくるのが食料なのではないかなと思います。これからも生活の基盤である農作物を守るという意味でも頑張っていきたいと思います。

 6月はジャンボにんにくの収穫期でもあり、にんにくを植えた田んぼにしっかりと地力があったため今年は大きく育ったにんにくを作ることができました。一粒で親指の大きさほどもあるにんにくになり、ジャンボにんにくの名にふさわしいサイズに育ちました。食べるのが楽しみです!

ジャンボにんにく

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