日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.322.22.4.24

2022年5月18日

例年通り、春の訪れとともに今年も米作りがスタートいたしました!

まず苗を育てるための箱に種まきをしていき、田植えができるようになるまでこの箱で育成します。箱は田植え機にセットするための大きさになっており、この箱に流れ作業で土と種を敷き詰め、加湿器のついた育苗機に発根・発芽するまで入れて育てていきます。

稲の種まき

稲も生き物なので、この芽が出る時がとても繊細で注意が必要になり、温度や湿度の管理が大事なのでちゃんと芽が出た姿を見るとほっとします。

育苗機で芽が出たら、ビニールハウスに箱を移して栽培を続けるという流れなのですが、生まれたてには白かった苗が日光に当たったとたんに青々とした緑に変わっていき、ビニールハウスの中は一面に緑の絨毯を敷いたような姿になります。苗の育ち具合がまばらにならないように、全体に水がいきわたるように朝晩の水やりをして、田植えまでの時間を大切に育てています。

ビニールハウス内の温度管理も大事で、4月ということもあってまだまだ肌寒い日や初夏のように暑い日もあり、寒いと葉が黄色く、高温になると白くなってしまうなどの症状が出て最悪枯れてしまいますので、ハウス内の風通しの調節などで温度を適温に保って環境を整えてやります。

令和4年産稲の苗

この後田植えをするために、田んぼの草刈りや水を張るための準備、耕したりといったこともしながら、この苗の管理をしなければならないのであわただしい中ですが、苗がしっかり育っておいしいお米を実らせてくれるためには苗が健康に育ってくれることが一番ですので、最優先で注意しながら作業しています。

4月末のゴールデンウィークより田植えが始まり、ここで育てた苗が各田んぼに旅立っていきますので、秋においしい榮米を収穫するための良いスタートを切って育成していきたいと思います。 冬を越え暖かい日が多くなり、草木の緑も濃くなってまいりました。これから強敵の雑草との戦いが始まりますので、負けないようにがんばりたいと思います。

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