日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.316.21.10.31

2021年11月3日

 今年もおかげさまで、無事すべての稲刈りが終了いたしました!梅雨に入るのが早くて長かったことやお盆の時期の長雨など、お米の出来の心配もありましたが、後半は持ち直してくれたようで大きなダメージはなく収穫を終えることができました。10月半ばからぐっと気温が下がり、秋らしくなってまいりましたので、秋の味覚とともに新米の榮米をご賞味いただき、楽しんでいただければ幸いです。

 さて、稲刈りが終わった直後ですが、もうすでに来年の米作りに向けた作業も動き出しています。今年の米作りで何が良かった?何が悪かった?こんな時にこうすれば良いなど、今年の経験を次年度に活かす事が大事ですので、情報をスタッフで共有しながら来年度どうすればいいかなどを考えております。

サブソイラ

 その一つが水はけの悪い田んぼの改善ですが、サブソイラというトラクターの後ろにつける作業機を使い、普段は表層の10~15cm程しか耕したりしないのですが、この作業では約50cm程下まで引っ掻いてわざと地盤を傷つけることで田んぼに水がたまりすぎないように修正しています。特に転作を行う田んぼは小麦が湿気を嫌うため念入りに施しました。重く力のいるこの作業を新しい大型トラクターはスイスイとこなしてくれました。何とも頼もしい限りです。

精米機

 さて、新米の出荷で精米機もフル稼働となっていますが、長年仕事をしてくれている精米機のお米の通り道の部品が米との摩擦で穴が開いてしまい、修理をしておりました。雨垂れ石を穿つといいますが、頑丈な鉄板にも穴をあけるほど精米をしていたという事とともに、それだけのご注文をいただいているんだなと改めて思いました。また、穴の開いた部分とは別に中の大きなベアリングから異音がしており、それも同時に交換いたしました。榮農場のスタッフのみでベアリングの交換をしたと言うと精米機の販売・設置をしている本業の機械屋さんに驚かれるほど大変な作業ではありましたが、このおかげで精米時の動きがよくなり、米のツヤがより良く出るようになりましたので、いっそうおいしく召し上がっていただけるのではないかと思います。 秋も深まり、だんだん寒くなってまいりましたので、皆様お体にはお気をつけてお過ごしください。

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