榮米だより VOL.309.21.3.28
2021年4月14日
今年の3月11日で東日本大震災から10年の月日が経ちましたが、私どもAMAファミリーズ榮農場は町全体が津波でほぼ全壊された宮城県南三陸町の『マリンパル保育園』に毎年お米やお正月にはお餅を送らせてもらっていて、園長さんから毎年心のこもったお礼状をいただいておりますが、今年は写真付きのお礼はがきが送られてきておりました。
当初は震災発生の年の12月に被災地ではお正月の餅も食べられない人がいるのだろうと支援先を探し、こちらのマリンパル保育園を見つけ毎年贈らせていただいておりました。こちらからは想像もできない苦労があったかと思いますが、少しでも役に立っていれば幸いです。
それから10年、まだまだ復興の途中とのことですが、負けないで次代を担う元気な子供たちを育ててくださる事を祈念いたします。
そして、私たちも自分たちにできることをこなしていくべく、今年も稲の種まきを開始いたしました!
籾を水に漬けておき十分に吸水させたあと、32℃前後の温度にしておくと発芽し、胚芽の部分からニョキっとツノを伸ばし始めます。この芽を出し始めた籾を、土を敷き詰めた苗箱に蒔き苗の栽培をしていきます。苗箱に蒔く作業はベルトコンベアでの流れ作業でできるようになっており、次々と種まきを進めていきます。去年この種まき機を新調したところなので、快適に作業できています。この後苗箱は育苗機に収め、育つのを待って4月末ごろからいよいよ田植えのシーズンがやってきます!食事をおいしいと思った時には元気も同時にわいてくると感じますが、そんな元気の源となるような榮米を目指し、今年もがんばりたいと思います。 季節の変わり目ですが、皆様もお体にお気をつけてお過ごしください。