日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.304.20.10.25

2020年11月14日

 令和2年度分の榮米の収穫が無事にすべて終わりました!今年は梅雨が長かったため生育が心配なところもありましたが、8月からしっかりと晴れて日光を受け、全体的には良好な出来でおいしいお米になったのではないかと自負しております。

お米の収穫もうちょっと

 毎年収穫後にお米のおいしさを定量的に機械で測定する食味検査を行うのですが、今年も例年通り全体的に点数が高く、100点満点中、70~80%の人がおいしいと評価する70点をこえて各品種80点前後の点数となりました。あくまで機械での測定で人によって好みは様々なのですが、榮農場で栽培している品種が軒並み高得点なのは大変名誉あることです。これに慢心せず、もっと多くのお客さんから『榮米』を選んでいただけるよう、安心・安全でかつ美味しいお米を皆様にお届けできるよう今後も努力してまいります!

そして、稲刈りが終わり一段落したところではありますが、次の麦の種まき作業が始まっています。この時期に種をまく小麦は冬を越えて、厳しい寒さや雪を耐え忍んで春に文字通り小麦色に輝いて、稲とはまた違った田んぼの風情を感じさせてくれます。当農場が栽培している小麦は、製粉するとやや中力で和麺(うどん、そうめん、そばのつなぎ)に使用されています。パンには不向きですが、作れないこともありません。以前、この小麦粉を使ってクッキーを焼いてもらって、美味しかったことをよく覚えています。どんな作物を作っていても言える事ですが、どれだけ農場の規模が大きくなってトラクターやコンバイン等の機械が大型になっていったとしても、第一に自分や家族の食糧を作っているということを忘れてはいけないなと思っています。だからこそ他でもない自分たちが安心して食べることができるお米や野菜が作れて、お客様にも安心して食べていただけるのだということです。この農薬は本当に安全なのだろうか、あの日まいた肥料はちゃんと効いて、植物は健康に育ってくれているだろうか、雨が続いたり台風が来て茎が折れて倒れてしまわないか、晴天が続きすぎて水は足りているだろうか。雨でも晴れでも心配事は挙げればキリがないほどありますが、それゆえ無事に収穫を終えることができて、皆様にお届けできるということが有り難いと思えるのですね。食欲の秋となりおいしい食材が豊富な時期になりました。榮農場自慢の新米とともに、日々を彩ってくれる食べ物が食卓に並ぶまでのストーリーに思いを馳せ、なによりもお食事を楽しんでいただけたら幸いです。

麦の種まき

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387