榮米だより VOL.303.20.9.27
2020年10月14日
朝晩の気温が涼しくなり、秋の到来を感じる季節となりましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。今年の滋賀県は今のところ台風の影響がなく、比較的安定した気候が続いておりまして、大きなアクシデントも起こらずに順調に作業を進められていて、うれしい限りです。
さて先日、年間を通して行っている近隣小学校5年生を対象にした稲作体験を執り行うことができました。この行事は5月に小学生自ら田植えをしてもらって、9月下旬に稲刈りを体験してもらい、自分たちで作ったお米を食べるという食育プログラムなのですが、今年は3月以降からのコロナ禍により田植え体験ができなくなってしまいました。今年は稲作体験してもらえないかなと思っておりましたが、3密を避けるために5年生を2グループに分かれてもらうことで体験していただくことができました!日本人の食の中心であるお米を子どもたち自身の手で作って、食べてもらうことは、子どもたちが自分たちの将来の食生活を考える一助になればと思っています。一人一人が手に鎌を持って、緊張しながらおっかなびっくり稲を刈ってくれる姿に自然と笑みがこぼれたイベントでした。
滋賀県大津市の西武百貨店が8月31日をもって閉店し、44年の歴史に幕を下ろしました。榮農場も何度か店頭にお米を並べて直接販売のイベントをさせていただきましたことを覚えています。西武百貨店が閉店したことで、滋賀県下の百貨店と呼べるデパートは草津市にある近鉄百貨店のみとなりました。こちらでは9月2日から「近江路」という栗東市の特産品を集めた物産展を開催しています。榮農場も今年の新米をはじめ、おかきやポン菓子、いちじくのドライフルーツなどを出品させていただいております!滋賀県唯一の百貨店に出品させていただいていることを嬉しく思いつつも、背筋が伸びる思いです。 まだまだコロナ禍で日本中が慌ただしい中ではございますが、令和2年度産の新米も大変美味しく仕上がりました!ぜひご賞味ください。