日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.292.19.10.27

2019年11月13日

先日の台風19号は各地に甚大な被害を出しましたが、皆様ご無事でおられますでしょうか。榮農場では、なんとか台風前に今年の稲の刈り取りがすべて終わり、対策を整えてから台風を迎えたため無事にやり過ごすことができました。ニュースなどでは堤防の決壊により川の水が氾濫し農作物が水没してしまって収穫できないなどの報道もされており、同じ農家として心を痛めております。私どもの滋賀県には真ん中に琵琶湖という大きな湖がある関係上、流入する河川もたくさんあり、いつ水害が起こってもおかしくなく他人事と思ってはいけないなと改めて痛感しております。被災地の一刻も早い復興をお祈りいたします。

稲刈り体験
コンバイン操作体験

さて、10月は稲刈りのラストスパートとともに稲刈り体験なども行っておりました。去年の稲刈り体験は台風のため開催できず中止となったので今年こそはと思っておりましたが、当日は汗ばむくらいの晴天に恵まれて開催することができました。鎌を使って手で刈りとっていくだけでなく、コンバインの乗車などもやっていただき、普段は乗ることができない大型機械の運転の難しさや手刈りと比べての刈り取りの速さを体験していただきました。春の田植え体験とあわせて連続で参加してくれている方もおられ、楽しんでいただけているようで開催する側としても農業に関心を持っていただけることがうれしく、やりがいを感じています。こうして榮米の栽培の現場を見ていただくことで、もっと身近に榮米を感じていただければうれしく思います。

また、収穫したお米の穀物検査にて、取るのが難しい滋賀羽二重糯の1等を今年もいただくことができました。判定をいただいた時には検査所でざわめきが起こったほど1等米の基準を満たすことが難しく、品質の良いもち米の証明になります。栽培の苦労が報われたようでほっとしています。

滋賀羽二重糯 1等米

もちろんこのもち米を使ってお正月用のお餅や鏡餅などを今年も作っていきますので、お楽しみにお待ちいただければ幸いです。 秋も深まり、収穫を終えた田んぼでは日光で暖められた稲わらを布団にして猫が寝ていたりしています。これから気温が下がってくることが予想されますので、皆様お体にお気をつけてお過ごしください。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387