日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.289.19.7.28

2019年8月14日

7月は稲の管理で草刈りや肥料の散布などをがんばっている榮農場です。

7月の稲の状況
7月の稲の状況

6月末~7月の間は天候が梅雨の影響でぐずついた天気の日が多く、日照不足を心配しております。通常稲が成長する過程で根本近くから新しい茎が生えてくる分けつという現象が起きて一株20本程度の茎数になるのですが、今年は茎数が少なく感じ、背丈も例年より少し低く思います。やはり植物は天気の影響を目に見えて受けるなぁと改めて感じています。7月末、梅雨明けから気温もぐっと上がり日照時間も増えてくるようですので、そうなると稲はここぞとばかりに成長してきます。8月以降は大事な穂をつけてお米を実らせていく段階になりますので、天候と成長度合いを見守りながら農作業をしていきたいと思います。

岩手県 荒神神社
岩手県 荒神神社

田んぼの中にぽつんとお社がある写真は岩手県で行われた全国稲作経営者会議の研究会にて立ち寄り撮影した遠野市の荒神神社です。日本の原風景といった趣で初めて見ても既視感を覚えるような光景になっていて、日本の文化として信仰と稲作が共にあったんだなと今に伝えてくれているようです。

農業はこうした景観や地域性を守る役割も担っていて、高齢化が進み田畑を持っていても農作業をできる人が減っていっている現状、榮農場も農業の担い手として頑張っていかなければと感じております。

いちじくの誘引
いちじくの誘引

夏本番を迎え、青いいちじくの実がなり始めました。甘いいちじくの実を作るためには葉に日光をあてて光合成をさせることが大事なので、葉を均一に広げて日光をもらえない葉を減らすために茎を伸ばしたい方向に紐でしばって誘導しています。ハウス内は高温になるので、体調に気を付けながら作業しております。暑い日が続きますので、皆様もお気をつけてお過ごしください。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387