日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.286.19.4.28

2019年5月4日

稲の苗

平成から令和へとバトンが渡る記念すべき年の米作りが始まりました!現在苗を育てる箱に種をまき、芽が出て5cmくらいの背丈に育ったところですが、日に日に背を伸ばし、緑色を濃くしていっています。

写真のビニールハウスの中に奥まで約1500箱ほどが並んでいて、それが3棟あるので現在4500箱ほどの育成をしており、水やりをしながら管理しています。

 苗は榮農場で田植えに使うものの他に苗単体でも販売していて、おもにゴールデンウィークに買いに来られて田植えされていきます。苗が悪いとその後の育成にも響いてくるので、毎年安定して良い苗をつくり続けることが販売する上で大切になりますが、ありがたいことに榮農場の苗は評判もよく、毎年多くのお客様に買いにきていただいております。

トラクター作業風景

田んぼでも田植えの前段階としてトラクターで土を耕す作業をしております。

この作業には土を細かく砕いて植えるのに適した土質にすることや、雑草などをすき込んで抑えるといった狙いがあり、耕す深さや速度、田んぼの状況などを考えながら作業しています。

細くなった爪

 また、土を耕している刃の部分は5mmほどの厚みがある鉄でできていますが、耕す田んぼの枚数が大変多いため、擦れて摩耗し、薄く鋭くなってしまいます。刃の先端が尖ってしまうと土を反す能力が下がってしまうため、定期的に交換が必要です。一般の農家さんでは3年に一度交換すれば多い方ですが、榮農場では1年に1度もしくは半年に1度交換しています。少しもったいない気もしますが、文字通りの消耗品であり、小さくなってしまうのは仕事をしてきた証だと誇らしく思いながらこれからも頑張ってまいります。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387