榮米だより VOL.284.19.2.24
2019年3月12日
梅の花も咲き始め、少しずつ春の気配を感じるようになってまいりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?榮農場では、田植えに向けての準備作業がはじまっております。
写真は今年育てる稲の種子の選別作業をしているところで、緑色の機械の中に送風機があり、風圧によって実が詰まった重い良い種と軽い種やもみ殻などのごみとを分別します。
これとは別に、稲刈りのときのコンバインの中にもこれと同じ機構が組み込まれており、また種まきの前になるとさらに別の塩水選という選別も行い、そうして選び抜いた種子だけを種まきに使用して榮米として育てていきます。去年の酷暑を耐え抜いたうえで選別された種ですので、今年の秋にはおいしいお米を実らせてくれるものと思います。そのために私たちも稲が育ちやすい環境を整えられるよう頑張りたいと思います。
例年参加させていただいている農業者と企業を結ぶ商談会、アグリフードEXPOに今年も行ってまいりました。
商談がメインのイベントですが、普段は栽培の作業に追われていて作る事ばかりに意識が向いてしまいやすい中こうして商品買い付けなどのバイヤーさんとお話しすることで市場で求められていることや栽培する意味などを感じられ、とてもよい機会にもなっています。
またより多くのお客様に近江米、榮米の良さを知ってもらいお届けできるよういろいろなイベントにも参加していきたいと思います。