日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.279.18.9.30

2018年10月8日

新米の収穫真っ最中の榮農場ですが、今年は特に気候の不安定さに悩まされています。関西地方に大きな被害をもたらした台風21号ですが、みなさま被害などありませんでしたでしょうか?
 榮農場ではビニールハウスの倒壊など物的損害はありましたが、怪我などの被害はなく無事稲刈り作業に戻っております。
 ビニールハウスの被害ですが、普段の台風ですとビニールが破れるだけで済む(それでも困りますが)ところ、骨組みまで押しつぶされたようにひしゃげてしまいました。骨組みも鉄のパイプを何本も組み合わせて建てているものですのでそれなりの強度があるのですが、ぐにゃりと曲がった姿が今回の風圧の恐ろしさを物語っていました。来年の稲の苗を育てるのに必要なビニールハウスなので、冬の間になんとか修理を進めていく予定です。

台風につぶされたビニールハウス

台風につぶされたビニールハウス


稲のほうも雨と風でなぎ倒されたかなと思いましたが、ビニールハウスの被害の大きさから想像するよりは軽度なダメージで済み、倒されたところはあるものの稲刈りに大きく支障が出るほどではなく、ほっとしました。9月28日現在、次の大型台風24号が近づいてきていますので、こちらも気を付けて残りの稲刈りを頑張りたいと思います。
2018 稲穂

2018 稲穂


8月末にはお米も残り少なく、がらんとしていた低温倉庫ですが、稲刈りが始まり乾燥調製を終えて玄米になったお米を収納し始め、倉庫内が埋まり始めました。
新米を貯蔵し始めた低温倉庫

新米を貯蔵し始めた低温倉庫


 今年は6月の豪雨、夏の間の連日の猛暑、9月は台風と過酷な環境を耐え抜いて育ってくれた稲ですので、収穫を終えてこうしてお米をお届けできる形になった事がひときわうれしく思います。
年ごとにそれぞれ気候が大きく変わり、異常気象と呼ばれる災害が起こることも年々増えている印象がありますが、農作物は基本的に作り直しができないものですので、安定して栽培する技術も継続して考え、よりよい榮米を作るようがんばっていきたいと思います。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387