日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.278.18.8.26

2018年9月8日

 連日雲ひとつ無い快晴で記録的な猛暑が続いた7月から1カ月が経ち、日を追うごとに過ごしやすくなってきておりますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。榮農場のある滋賀県では朝晩は比較的過ごしやすくなったとは言え、日中はまだ暑く、日陰が恋しくなります。田んぼでの作業中に心地よい風が吹いた時、実った稲穂が波のように揺れさざめいて、無色透明なはずの秋風に色と形、そして音までを感じることができ、まるで生き物が田んぼの上を走っているかのように思えることがあります。そうです、この生き物が田んぼを走り出したら、榮農場に収穫の秋が来たということなのです。

稲刈り 2018

稲刈り 2018


 今年は昨年よりも3日ほど早い8月21日に稲の刈り取り作業を開始しました。まだ少し青くて若いかな?と思いつつ、秋は台風の季節でもありますので、先が読みづらいため前倒しにして作業しています。また、やっぱり新米が楽しみで、自分たちも早く食べたいという理由も少しだけあります。最初に刈り取るのはコシヒカリという品種で、日本で最も多く栽培されており知名度も日本一のお米です。その作付割合はなんとお米全体の約35%にもなります。そんなメジャーなお米のコシヒカリですが、一般的に流通しているものよりも、滋賀県産の「近江米」と名のついたお米を食べていただくことを強くお薦めします。滋賀県はほとんど全ての農業用水が河川から琵琶湖に流れ込むため、農業に使用する農薬と化学肥料の規制が日本で最も厳しい県です。その規制の下で栽培されている近江米は日本一安心・安全であると言えます。そして榮農場では、全てのお米をその農薬と化学肥料の使用規制のさらに半分以下の使用量で栽培しています。栽培方法にとことんこだわった「榮米®」の新米を、ぜひご賞味ください。
 以前ご紹介しました、2018年2月17日に生まれた「栄彌」くんの離乳食が始まりました。この子が生まれて初めて食べた物は「米ぬかペレット栽培 農薬不使用コシヒカリ」のおかゆです。農薬を使っていないことと、他でもなく自分たちで丹精込めて作ったお米なので、安心して食べさせることができています。榮農場・場主の中井榮夫は少なくとも自分の孫子には安全なお米を食べさせてあげたいとの思いで、手間を惜しまないこだわり抜いた栽培方法を現在まで貫いてきました。そのこれまでの努力がこの離乳食で少し報われたようで、大変嬉しく思っています。榮米のご飯をたくさん食べて、元気に育ってくれることを願っています。
栄彌(さくや)です

栄彌(さくや)です


 この度、榮農場のオリジナル30kg米袋をお米の包装のJAS法に基づいて作成しました。大きい袋ですので皆様のお目にかかることは滅多にありませんが、この袋を使って日々の精米や配達などを頑張ってまいります。
榮米 30kg袋

榮米 30kg袋

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387