日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.264.17.6.25

2017年6月30日

 だんだんと温度、湿度ともに高くなり、夏の空気を感じるようになりました。今年の田植えは6月8日に完了し、田んぼに移った苗も日差しを浴びてすくすくと育ち始めています。
 また、去年も計画はあったのですが雨天のため中止になった田植え体験会を今年は開催することができました。主に大学生の方に向けた食育のため計画されたもので、以前行った稲刈り体験会がありがたいことに好評をいただいて田植えのほうもお声をかけていただけました。当日はスカっとした晴天に恵まれ、鏡のような水面の田んぼに参加者の手で稲を植えていっていただきました。

田植え体験会2017

田植え体験会2017


 やはり最初は田んぼの中で歩くのが大変そうで、足の抜き方に苦労していましたが慣れてくると手早く、どんどん植えられていきました。
 田んぼの泥の感触や大変さ、その後食べるごはんのおいしさなど楽しんでいただけたようで、開催している側としても良い経験になりました。

この文章を書いているタイミングまでは全国的な空梅雨ということもあり、ここ滋賀県では毎日本当に良い天気が続いており、早くに植え終わった稲の成長が例年よりも進んでいるように見受けられる今日この頃です。
このままいくと補肥(追肥)のタイミングまでに稲の葉っぱが黄色くなり肥料切れを起こしかねないので急遽少量ですが背負いの動力散布機で肥料の鶏ふんを撒いています。

肥料まき

肥料まき


この時期は雨の間を縫って減反の麦刈りにその後作である大豆の播種をはじめ、田植え後の水管理や畦の草刈り、減農薬栽培ゆえどうしても生えてしまう雑草の除草作業など、やらなければならないことが本当に目白押しです。
しかしながらお米もしかり農作物全般に言えることですが手間をかければかけるほど、おいしいモノができるのは確かですので、少しでも良いお米を作って皆様に喜んで頂けるようなるべく手間は惜しまず、常に最善を尽くすようにしております。 もうすぐ梅雨本番ということもあり、榮農場の近くに咲いている紫陽花は今ちょうど満開で青く咲く花が見頃となっております。ここ数年梅雨時期になるとゲリラ豪雨の被害が全国で稀に起こりますが今年はどうなんでしょうね? 降らないは降らないで渇水となり困りますが、降りすぎもまた迷惑な話ですね。
最近は日中の気温もどんどん上がってきましたが水分補給を怠らず、たまには木陰などで休みつつ日頃の作業を着実に進めてゆきたい所存ですので、皆様方におかれましてもお体にお気をつけてお過ごしくださいませ。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387