日本一美味しいお米　榮米

榮米だより　VOL.260.17.2.26

2017年3月3日

今年は本当に雪が多い年になりました。例年ならこの冬の間に春からの米作りの土台となる土作りのためトラクターで田んぼを耕し、土を空気に触れさせてやることで好気性のバクテリアの繁殖を促してやるのですが、雪どけ水や雨で常に土が湿っていて田んぼでの作業があまりできていません。土が濡れている所を耕そうとすると土を練ることになるので、空気が抜けて乾いた時にカチカチの土になってしまいます。
天気の様子を見ながら春の田植えに向けて農作業を進めていきたいと思います。

先月の栗東市の広報誌に記事を載せていただいたのに続き、今月は読売新聞から取材のご依頼をいただき、滋賀の地方欄に載せていただきました。（ただ名字が中井ではなく中村になっていますが・・・）
おかげさまでいちご大福が好評でご注文もよくいただくようになり、お店に出してもすぐに売り切れるようになってまいりました。

大福作りの体験会なども開催させていただいていて、滋賀羽二重糯のおいしさと榮米の米作りへのこだわりなどをお話しながら応募されたお客様と和気あいあいと体験を提供することができました。やはりこのような体験に参加していただけるようなお客様は、プロの技や家庭でのお菓子作りにはないものを求めておられます。今回の体験会ではそのような方々に「やはりプロですね」「参加してみて本当に良かったです」「また何度でも参加したい！」等のお言葉をいただけたので、今後の糧として自信にもつながりました。今後もこういった体験型イベントを続けていく所存です。

去る2月22、23日に西日本最大の農産物展示商談会である「アグリフードＥＸＰＯ大阪2017」が開催され、榮農場も例年どおり参加させていただきました。このイベントも今年で第10回となり、初回は参加企業も少なかったのですが、徐々に規模が大きくなり、今回の参加企業数は460社を超えるまでになりました。その中でも、第1回から継続して参加している企業は12社あります。なんと私どもの榮農場もその12社の一つに数えられ、この度その功績を讃えられ、功労賞を授与されました！！10回も参加していると成果の少ない年もあり、心が折れかけたこともありましたが、このイベントを通じて知り合った方や、ご縁が生まれたお客様も多く、10年もの年月が筆舌に尽くしがたいストーリーとなっています。継続は力なりともいいますので、これからも積極的に参加していきたいと思っております。