日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.254.16.8.28

2016年9月5日

連日の猛暑がきびしい中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
 今年は雨がほとんど降らず本当に暑い夏になりました。琵琶湖の水位も8月24日でー42cmと少しずつ減ってきています。この晴天続きのため稲の生育が早く、稲刈りを少し早めにスタートする予定になりました。暑さのため高温障害などの心配がありますが、見た感じでは一つの穂の籾数も多くよくできていそうですので、しっかり収穫をしていきたいと思います。

平成28年 稲穂

平成28年 稲穂


 また、この暑さで困ったことに雑草の勢いも強く、草だらけになってしまう田んぼも一部ありました。雑草は少しでも生えるスペースがあればどんどん生えてきて、稲の分の土の中の栄養を奪っていってしまいます。このまま放置はできないので、手作業でがんばって雑草を一つ一つ取り除いています。暑い中、中腰のまま稲と雑草とをより分けて取っていくのは大変ですが、少しでも良いお米をとるために手が抜けません。
田んぼの草取り

田んぼの草取り

また、7月下旬から収穫し始めたいちじくが最盛期を迎えています!
いちじくの実も連日の晴天で登熟が早くなっています。
 例年よりも早熟なので、一つ一つの実はいくらか小ぶりなものの、日光をこれでもかというほど浴びているので糖度はここ数年で一番高いようです!日中のハウスの中の気温は50度近くにも上がってしまってさすがに木がバテてしまうのではと思いますが、早朝に収穫したいちじくはみずみずしく、どこか懐かしい味わいで直売所等で大人気です。

京都新聞掲載いちじく

京都新聞掲載いちじく


その噂をどこからか聞きつけたのか、京都新聞社の記者が榮農場マオマオファームの栗東いちじくを取材し、掲載してくれました!写真はその記事です。ところで、全国のいちじく生産量1位は愛知県なのですが、いちじくはその実の柔らかさと足の早さ(傷みやすさ)から、遠方への輸送には適しておりません。事実、昨年滋賀県から隣の京都府へ生いちじくを送ってみたところ、見事に実が潰れて届いてしまいました。そのため、他県から運んできて店頭に並んでいるいちじくは傷みにくくするための早獲りのいちじくが主流です。早獲りのいちじくは糖度も食感も完熟のものより数段劣ります!なので、他県のいちじくよりも自分が住んでいる地域のいちじくが最も新鮮で、完熟しているものが手に入るのです。地産地消が叫ばれて久しいですが、もし直売所・道の駅等に売っているのを見かけたら、一度お試しいただいてはいかがでしょうか。また、榮農場マオマオファームは遠方にお住まいの皆様方にどうにか自慢のいちじくをお届けしたいという思いから、去年よりいちじくのドライフルーツを製造し、販売しています!特に今年のドライいちじくは、原料のいちじくの品質が高く、とてもおいしく出来上がりました。お子様のおやつに、お酒のお供に、ぜひご賞味ください。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387