日本一美味しいお米 榮米

榮米だより VOL.250.16.4.24

2016年5月14日

熊本、大分での大きな地震による被害が連日報道されておりますが、皆様ご無事でおられますでしょうか?一刻も早い地震の沈静化と復興を祈るばかりです。
 榮農場では春の訪れとともに稲の育成が始まり、忙しい日々を送っております。

桜


 榮農場では苗箱という30cm×60cmほどのサイズのケースに種をまき、ある程度育てた後に田植え機で田んぼに植えかえていくという一般的な稲作の方法をとっています。昔は水苗代といって田んぼの一角で苗を育ててから田植えをしていましたが、田植え機が普及したことにより機械が扱える苗箱での育成が広まりました。
機械によって作業が楽になっているのは間違いないところなのですが、種をまき芽が出た後に数千枚の苗箱をビニールハウスに移しなおす作業など、実際のところはまだまだ人の手で行う大変な作業も残っています。
稲の苗

稲の苗


苗のスズメよけ

苗のスズメよけ

苗の育成と並行して、田んぼでは代かき前にもう一度草を押さえるためにトラクターで土の反転作業をしたり、気温が高くなってどんどん繁茂する畔や側道の草刈りに追われる日々ですが、草の他に困り事がもう一つ、榮農場のある栗東市は近年市街化が進み、当農場が管理する田畑も幹線道路や住宅地に隣接することも少なくはないのですが、そうなると多くなるのがゴミのポイ捨てです。
そのままにしておくと美観は元より作業の妨げにもなりますし最悪は機械が壊れてしまうこともあったりします
なので田んぼに着いたらまずはゴミ拾いから、ということもしばしばあります。ただこれも言い換えると地域美化と環境保全型農業とも言えるのではないでしょうか。

4月末から田植えも始める予定で、いよいよ米作りは一つ目の佳境に入ろうとしていますが、準備が8割と言われるくらいなので、しっかりと気を引き締めて農作業事故などないよう努めていく所存です。

A.M.Aファミリーズ榮農場 滋賀県栗東市蜂屋720-2 電話番号:077-552-0353 FAX番号:077-552-0387